2012/03/20

【ゼロから構築するRedmine】 第二回 FreeBSDの初期設定をして、ZFSでsnapshotをとろう!w

前回はRedmineを稼働させるためのFreeBSDをインストールしました。

第二回となる今回は、FreeBSDのごく簡単な初期設定ZFSによるスナップショット作成を行います。
これで、『操作ミスしちゃった・・最初の状態に戻りたい・・。』を可能にします(`・ω・´)b

タイムゾーンを変更しましょうw
# date
Tue Mar 20 4:29:47 UTC 2012
FreeBSD上の「現在時刻」を表示してみましょう。
標準ではタイムゾーンがUTC(協定世界時)になっているので、これをJST(日本標準時)に変更しますw

# touch /etc/wall_cmos_clock
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
これでタイムゾーンがJSTに変更されます(`・ω・´)

[date]コマンドで確かめてみましょうw
いつでも時刻を正確に保とう
# ntpdate ntp.nict.jp
日本の公開NTPを使って時刻修正しますw 時刻修正を自動化するには、以下の設定を行います。

# ee /etc/ntpd.conf
『ntpd.conf』に、『server ntp.nict.jp』を追記して保存します。

# ee /etc/rc.conf
『rc.conf』に、『ntp_enable="YES"』を追記すれば自動的に時刻修正してくれるようになりますww
ホスト名で接続出来るようにしましょう☆
『ホスト名で、SSH接続やRedmine(Apache)のWebページ表示』を行うには、以下の方法があります。
  1. ネットワーク内で使うための内向きDNSを作って、それに名前解決させる
  2. サーバーに固定IPを割り当て、各クライアントにIPとホスト名の関連付けを設定する
メンテナンス性を考えると、方法1が素敵です。
しかし家庭では多くても数台、だんぜん楽な方法2をやってみましょう(;´∀`)

(サーバー側)
# ee /etc/rc.conf
まず、FreeBSDに固定IPを割り当てます。私の環境では『192.168.1.31』を割り当てることにしました。
『rc.conf』で『ifconfig_em0=』の行を探し、『""』の中をDHCPから『inet 192.168.1.31 netmask 255.255.255.0』に書き換えます。

(クライアント側)

Ubuntuの場合:
# sudo gedit /etc/hosts
上記コマンドを端末で実行し、ホスト名解決用の『hosts』ファイルを開き、サーバーのIPとホスト名を登録します。

Windowsの場合:
メモ帳で『C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts』ファイルを開き、サーバーのIPとホスト名を登録します。
ZFSのスナップショットを作成しよう
ひと通り初期設定も終わったので、ZFSのスナップショット機能で『いつでも今の状態に戻れる』ようにしましょうw

# zfs snapshot -r tank0@(記憶したいスナップショット名)
一瞬でスナップショット作成は終わります(`・ω・´) これで、『もう何も怖くない』ですねw

# zfs rollback tank0@(戻りたいスナップショット名)
もしも、『あの頃に戻ってやり直したい』という状態になったら、
ほむほむの時間操作魔法で ZFSのロールバック機能でスナップショットをとった時点のシステムに戻りましょう(`・ω・´)
参考記事
いろんな方に情報をもらって来ました(;´∀`)

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