2023/06/03

ブログを引っ越します

 ながらく本サイトでブログをやってきたのですが、自分にとってもっと書きやすくて、もっと好きなようにカスタマイズできるようにしたいと考えまして、以下に引っ越すことにしました。

KemoKemo Blog - KemoKemoの気ままなつぶやき

記事のソースはGitHub管理で、Hugoという静的なサイトを生成する仕組みを使ってGitHub Actionがビルドし、GitHub Pagesへとデプロイします。

kemokemo / kemokemo-blog

hugo-theme-m10c という素敵なHugo Themeがあったので、これをForkして 検索機能を追加するなど自分用にカスタマイズ して使っています。

新しいブログでも、たまに覗きに来ていただけると嬉しいですm(_ _)m どうぞよろしくお願いいたします。

2022/12/31

「結月ゆかり」さんのキャラ絵や音声の使用について調べてみた

突然ですが、私ケモケモは 結月ゆかり さんの声が大好きです。落ち着きがあって艷やか且つ魅力的な声で、十数年前からファンです。

ですので、VOICEROIDを購入してしゃべってもらう練習をしながら、「いつか自作ゲームの紹介ナレーションしてもらうねん!」と思っておりました。


最近やっと、動画でゲーム開発の進捗を報告したいシチュエーションが増えてきたので、ゲームのプレイ動画にナレーションをつけるための準備を本格的に始めつつあります。

そこで今更になって気になったのが、結月ゆかりさんのキャラ絵や音声の使用に関して以下の点です。

  • 無料で配布予定の自作同人ゲームに、結月ゆかりさんの音声を使ってよいのだろうか?
  • 自作同人ゲームの紹介動画に、キャラ絵や音声で出演してもらってよいのだろうか?

という訳で、公式の情報を調べることにしました。情報ソースを整理しつつ、2022/12/31 現在の情報をメモしたいと思います。

キャラ絵の使用について


動画編集スキル Lv.1の超がつく初心者なので、「Recotte Studio」のお世話になろうと思っています。このソフトを使うと、音声再生に合わせてキャラ絵が口パクしてくれる機能がありまして、そこに結月ゆかりさんもいらっしゃいます。


この「結月ゆかりさんのキャラ絵を使った動画を、YouTubeにアップした場合、ライセンスは大丈夫だろうか?」というのが私の疑問点です。

公式の「VOCALOMAKETSのキャラクター使用ガイドライン」の「キャラクター使用FAQ」を読んでみますと、「Q.1-03」に以下の記述がありました。

Q.1-03 本キャラクターの名称および二次創作イラスト、公式3Dモデルを使用した動画の収益化について 

A.1-03 本ガイドラインの範囲内での本キャラクターの名称および二次創作イラスト、公式3Dモデルを使用した動画について、個人による収益化をしても構いません。
なお、音声の使用については各メーカーの音声利用規約等に従ってください。

第2条(使用許諾)」など基本的なガイドラインの内容を遵守するのはもちろんで、それを満たせば個人制作のYouTube動画に出演いただいても大丈夫そうです。嬉しいです(*´ω`*) なお、広告をつけた場合でも同様に許可してもらえるようです。ありがたやm(_ _)m


VOICEROIDの音声使用について

YouTubeにアップする動画には、結月ゆかりさんの音声ナレーションもつけたいです。公式である「株式会社 AHS」の「VOICEROID 個人利用許諾範囲」を読んでみます。


こちらも、「個人利用可能な用途」として許可してもらえそうです。ありがたや(*´ω`*)

ここまで動画での使用について確認してきました。少し観点を変えて、ゲーム内で使う場合はどうでしょうか?これについても同じページに記載がありました。


「非営利目的」であれば「個人利用可能な用途」として許可してもらえそうです。無料配布のゲームであれば、使用可能なようです。嬉しいヽ(=´▽`=)ノ

今回の自分の用途には関係ないのですが、もしも同人作品として有料で販売することを考えている場合には、「VOICEROID個人向け商用ライセンス」の内容を読むと良さそうです。


まとめ

結月ゆかりさん大好きです。そんで、公式のガイドライン大事。


2022/05/15

黒菜んダッシュの進捗報告(2022/05/15)

皆様、随分暑い日も多くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか? 私は最近、ファミリーマートの「ファミマ・ザ・メロンパン」がお気に入りです。美味しいコーヒーと合わせると格別なんです(*´ω`*)

さて、黒菜んダッシュでキャラクターのスペシャル技(以下、SP技)を追加しようとしています。SP技を放つ際に画面いっぱいにカットイン画像を表示したいなぁと考えておりまして、今日は黒菜さんのカットイン画像のラフ絵を描いてみました。

黒菜SP技カットインのラフ絵

まずは配置の大まかなイメージを掴む感じのラフです。こうやって実際に描いてみると、「もっと低い体勢でシュババッと飛び掛かる」ようなイメージの方がいいかしら?とか、「目が星マークで獲物に飛びつく」ようなイメージがいいかしら?とか、いろいろな思いが巡ります。

粗くても良いので、軽い色つけして実際のゲーム画面に表示してみようかなと構想中です。かっこいい雰囲気にしたいなぁ〜。

2022/05/03

黒菜んダッシュの進捗報告(2022/05/03)

「ねこむすめ道草日記の黒菜ちゃん、独楽ちゃん、獅子丸ちゃんを自分のゲームで動かしたい」というシンプルな欲求からゲームを作り始めたのですが、気がついたら10年ぐらい月日が経っていました(゚A゚;)いつの間に・・

相変わらずゆっくりですが、自分が自由に使える時間を使って開発を続けています。いろいろなゲーム要素を実装できたのですが、直近の大きな出来事としては「Attack」ボタンやキーボードの「A」を押せば攻撃が出せて、障害物の岩を壊せるようになったことです。

画面上にボタンを表示して、これをマウスでクリックしたり、スマホ画面の場合には直接指でタッチすることで操作できるようにしています。イメージ的にはゲームウォッチに近い雰囲気を目指しています。

走ったり障害物を壊したりすると「テンション」が増えていくので、次はこれが最大まで溜まったらスペシャルなスキルを発動できるようにしたいと思っています。カットインとか入ると楽しそうですね。ワクワク(*´ω`*)

久しぶりの更新かつ進捗報告でした。

(おまけ)
実は、WebAssemblyやGitHub Pagesといった技術を使ってブラウザ上でもプレイ可能になっています(音が出ますのでご注意ください)。
操作説明などのマニュアルがかけていないのでびみょんですが、とりあえずキーボードの左右でキャラクター選択してスペースキーで決定、キーボードの上下でレーン移動しつつAキーで攻撃できるので、よかったら動かしてみてください(;・∀・)

2020/08/23

WindowsのコマンドプロンプトやPowerShellでも簡単に色付き出力できるcoloutツールを作りました!


色付きで出力したい

CLIツールやスクリプトで自動化処理などを進めていると、タスクの成功や失敗をユーザーに伝えたいことが多々あります。そんな時、他のログと同じように白い文字で出力すると埋もれてしまいがちです。こんな感じに。

昨今のGolangやRust、Pythonなどで作られたCLIツールでは、色をつけてパッと見で成功したのか失敗したのか示してくれるものが多数あります。そんなイメージで、スクリプトで出力するメッセージやレガシーなCLIツールの出力に色をつけられると少し利便性が向上しそうです。ほら、こんな感じで。


という訳でGolangで簡単に作ってみました。 

colout

🎨 It's a simple and tiny tool for getting colored output in scripts.

https://github.com/kemokemo/colout

Colored output anywhere

インストールしてみてね

WindowsだけでなくLinux、FreeBSD、macOSなどにも対応しており、ScoopHomebrewといったパッケージ管理の仕組みを使ってインストールが可能です。

この記事では例としてWindowsでScoopを使ってインストールしてみます。まずはkemokemoのバケットを追加してください。

scoop bucket add kemokemo-bucket https://github.com/kemokemo/scoop-bucket.git

次にインストールです。

scoop install colout

使ってみよう

使い方も簡単で、つけたい色をサブコマンド(例えばsuccessなど)で指定して、echoコマンドに渡すように出力したい内容を引数で渡すだけです。使用可能なサブコマンドは公式リポジトリのUsageをご覧いただくか、colout -hを実行すると表示されるヘルプを確認してください。

例えば、下図のようにタスクが成功したことを緑色の出力で伝える処理を書いてみましょう。

まずは、Windowsのバッチファイルだとこんな感じです。

@echo off

echo.
echo 重い処理を実行中...
echo (いろいろなログが出力)
echo .....
echo ....
echo ...
echo ..
echo .
echo. 

if %errorlevel% == 0 (
  colout success タスクが成功しました!
) else (
  colout error タスクが失敗しました。。
)

echo.

サブコマンドで色を指定するechoコマンドみたいな雰囲気で使えます。次に、PowerShellスクリプトも書いてみましょう。

Write-Host 
Write-Host 重い処理を実行中...
Write-Host (いろいろなログが出力)
Write-Host .....
Write-Host ....
Write-Host ...
Write-Host ..
Write-Host .
Write-Host 

if($?) {
  colout success タスクが成功しました!
}
else {
  colout error タスクが失敗しました。。
}

Write-Host 

まとめ

coloutを使えば、手軽に色付きログを利用できるようになります。タスク実行結果に目を凝らさなくても成功か失敗かを判別できるようになるのは、ちょっとしたことですが日々の開発にプラスになるのではないかと思います。

是非使ってみてください。そしてお気づきの点があれば公式のIssueにご連絡いただけると嬉しいです。それでは、良きスクリプトライフを!ʕ◔ϖ◔ʔ