2012/03/25

【ゼロから構築するRedmine】 第三回 Portsを使ってRedmineをインストール、そして設定w

第三回目にして、やっとRedmineのインストールと簡単な初期設定を行いますw
これが終われば、めくるめくRedmine生活の幕開けなのです(`・ω・´)

Redmineをインストールするよ
# cd /usr/ports/www/redmine 
# make config-recursive 
# make install clean
インストール時のオプション設定が多いので、『make config-recursive』で開始前にオプションを設定してしまいましょう。
一通り終わったらもう一度『make config-recursive』。依存関係が増えて、また別の設定画面が出るかも。
2~3回繰り返して設定画面が表示されなくなったらもう大丈夫w

寝る前にインストール開始したのに、朝起きたらオプション設定画面で止まってたヽ(`Д´)ノウワァァァン!!』を防ぎますw


Redmineのオプションで、[PASSENGER]をチェックONにしましょう。
これは、Apache上でRuby on Railsのアプリを動作させるのに必要なのだそうです。
( それ以外に、[POSTGRESQL]や[THIN]もチェックONにしてますが、そのあたりは皆様のお好みで(;´∀`) )

Rubyのオプションに、正規表現ライブラリの[ONIGURUMA]もチェックONにしましょうww
その他20個近いオプションがありますが、デフォルトで良いのだと思います。。。

MySQLもインストールするよ
# cd /usr/ports/databases/mysql51-server/ 
# make install clean
MySQLのサーバー版を、サクッとインストールしますw

redmineのインストール前にportsを更新していた場合はmysql55-clientがインストールされていて
「mysql55-serverをインストールしなさい」って怒られるかもです。その時は指定バージョンをいれましょうw

# ee /etc/rc.conf
『rc.conf』ファイルに、『mysql_enable="YES"』のおまじない行を追記して有効化します。

# /usr/local/etc/rc.d/mysql-server start
MySQLサーバーをスタートさせておきましょうww

Apache上でRedmineが動作するように設定するよ
# ee /var/db/pkg/rubygem-passenger-3.0.2/+DISPLAY
Passengerの設定に必要な記述を確かめます。RubyGemの『+DISPLAY』ファイルに記載されています。

LoadModule passenger_module /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/passenger-3.0.2/ext/apache2/mod_passenger.so
PassengerRoot /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/passenger-3.0.2
PassengerRuby /usr/local/bin/ruby18
今回作成した環境では、上記のような内容になっております。 これをメモしておきます..._〆(゚▽゚*)

# ee /usr/local/etc/apache22/Includes/passenger.conf
Passengerの設定ファイルを開き(新規作成し) 、先程メモした内容を追記して保存しますw

# ee /usr/local/etc/apache22/Includes/redmine.conf
RedmineのインストールディレクトリのPublicディレクトリを、DocumentRootに設定します。

NameVirtualHost *:80

<VirtualHost *:80>
  DocumentRoot /usr/local/www/redmine/public
  ServerName t2wonderland.co.jp

  <Directory /usr/local/www/redmine/public>
    Allow from 192.168.1.0/24
  </Directory>
</VirtualHost>
上記の内容記述して保存します。ServerNameにはFreeBSDのホスト名を設定します。

# ee /etc/rc.conf
『rc.conf』ファイルに、『apache22_enable="YES"』行を追加。

# ee /usr/local/etc/apache22/httpd.conf
[ServerName]の項目を探し、FreeBSDのホスト名を設定します。今回は「t2wonderland.co.jp:80」としましたw
自分の環境にあわせて調整して下さい。

MySQLで、Redmine用のデータベース設定するよ
# mysql

mysql> create database redmine character set utf8;
mysql> create user 'redmine'@'localhost' identified by 'my_password';
mysql> grant all privileges on redmine.* to 'redmine'@'localhost';
mysql> quit
Redmineで使うためのデータベースやユーザーを、MySQL上で作りますw
[my_password]の部分は、適当に決めて書き換えて下さい(`・ω・´)

# cd /usr/local/www/redmine/config/
# cp database.yml.example database.yml
# ee database.yml
Redmineのデータベース設定をします。サンプルをコピーして使いますw

production:
 adapter: mysql
 database: redmine
 host: localhost
 username: redmine
 password: my_password
 encoding: utf8
[production]の項目を探し、[password]部分を先程[my_password]の代わりに決めたパスワードにして保存します。

# cd /usr/local/www/redmine
# rake generate_session_store
# rake db:migrate RAILS_ENV=production
# rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=production
セッションストアを作成します。

Select language: bg, bs, (中略) zh, zh-TW [en]
上記の質問が表示されたら、jaと入力してEnterします。

これにてRedmineを使用する準備が整いました(`・ω・´)  さぁ、FreeBSDを再起動しましょうw

ブラウザから開いて、初期設定してみましょうw
ホスト名で接続出来るようにしたUbuntuやWindowsのブラウザで、ホスト名にアクセスしてみます。
うまく接続出来ると、上図のようなトップページが表示されます。

トップページ右上の[ログイン]をクリックし、「ログイン/パスワード」に「admin/admin」でログイン。

なぜか英語表記になってしまうので、右上の[My Account]をクリックしてアカウントの設定ページを開き
上図のように[Language]に日本語を、[Time zone]に『GMT+9:00』を設定して[Save]します。

画面が日本語表記になったら、左上の[管理]をクリックし、一覧から[設定]をクリックします。

設定項目のタブで[表示]を選択し、[既定の言語]に日本語を設定して[保存]します。

メール送信設定が出来てないなど、チーム開発向けにはもうちょっと設定が必要になってしまうのですが、
個人開発で使う分にはとりあえず以上の設定で使い始められます ヽ(;´Д`)ノ <俺達の冒険は始まったばかりだZE!

参照記事
今回の記事は、この方の記事に少し追記した程度のものなのです。。(;´∀`)
 技術文書/FreeBSD/FreeBSD8.1にRedmine1.0.2をインストール

/usr/local/etc/rc.d/apache22 restart
Apacheを再起動してみて起動エラーが出る場合は、以下のページが参考になります(`・ω・´)b

※ 2012/09/15: redmine.confの記述が致命的に間違ってたので修正。すみません^^;。その他注意点を追記。
※ 2013/02/01: 細かな記述の修正

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