2012/04/15

【ゼロから構築するRedmine】 第四回 バージョン管理システム『Git』と連携します(`・ω・´)

前回まででRedmineが稼働するようになりました。
これだけでも十分タスク管理などに使えて便利なのですが、せっかくならソースコード管理と統合したい!

という訳で今回は、分散型バージョン管理システム『Git』と連携して、ソースコードもRedmine上で管理出来るようにします(`・ω・´)

まずは、FreeBSDにGitをインストール
cd /usr/ports/devel/git
make config-recursive
make install clean
オプション設定は先に済ませて、インストールを実行します。


インストール時のオプションが2つほどでますが、デフォルトのまま[OK]しちゃいましたw
『私はGitWeb使うよ!o(`ω´*)o』など、オプションはお好みでどうぞw

rebootで再起動すると、gitコマンドが使えるようになりますww
共用リポジトリを作って、ローカルリポジトリからpushします
mkdir /git
cd /git
mkdir share.git
cd share.git
git init --bare --shared
まず、共用リポジトリ『/git/share.git』を作ります。

cd /git
mkdir proj
cd proj
git init
次に、ローカルリポジトリ『/git/proj/.git』を作成します。

touch test.txt
git add .
git commit -m "first commit"
ローカルリポジトリに、最初のコミットを済ませましょうw

git push /git/share.git/ master
ローカルリポジトリから共用リポジトリへpush
RedmineからGitリポジトリを参照するための設定
cd /usr/local/www/redmine/config
cp configuration.yml.sample configuration.yml
ee configuration.yml
『scm_git_command』という箇所を、『scm_git_command: /usr/local/bin/git』に書き換えて保存します。

whereis git
「/usr/local/bin/git」はgitの標準パスですが、環境によっては異なるかもしれません。
whereisコマンドでご自身の環境でのパスを確認してください。

touch /usr/local/www/redmine/tmp/restart.txt
再起動のおまじないをしてから、ブラウザでredmineページにアクセスしてredmineを再起動します。

[管理]-[設定]ページの[リポジトリ]タブで、上記のようにGitに緑のチェックが入っていれば設定成功です☆

プロジェクトのメニューで[設定]を選び、[リポジトリ]タブを開きます。
[バージョン管理システム]に[Git]を選択して、リポジトリのパスを共用リポジトリの『/git/share.git』にしますw

プロジェクトのメニューで[リポジトリ]を選び、このようにリポジトリが表示されれば設定完了です!(`・ω・´)
困ったときには
Q. 『500 リポジトリに、エントリ/リビジョンが存在しません。』と出て、リポジトリが見えない(´・ω・`)
  • redmineを再起動しましょう。(touch /usr/local/www/redmine/tmp/restart.txt コマンドを実行、ブラウザでredmineにアクセス)
  • gitのパスを確認してみてください。(whereis git コマンドを実行)
  • 最初のコミットをしてみて下さい。[init]で初期化しただけのリポジトリはこの表示になります。
参考資料
今回も数々の素敵記事に助けて頂きながら、やっと出来ました(;´∀`)


※ 2014/04/18: redmineからgitコマンドを参照する箇所を修正しました。

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