これだけでも十分タスク管理などに使えて便利なのですが、せっかくならソースコード管理と統合したい!
という訳で今回は、分散型バージョン管理システム『Git』と連携して、ソースコードもRedmine上で管理出来るようにします(`・ω・´)
まずは、FreeBSDにGitをインストール
cd /usr/ports/devel/git make config-recursive make install cleanオプション設定は先に済ませて、インストールを実行します。
インストール時のオプションが2つほどでますが、デフォルトのまま[OK]しちゃいましたw
『私はGitWeb使うよ!o(`ω´*)o』など、オプションはお好みでどうぞw
rebootで再起動すると、gitコマンドが使えるようになりますww
共用リポジトリを作って、ローカルリポジトリからpushします
mkdir /git cd /git mkdir share.git cd share.git git init --bare --sharedまず、共用リポジトリ『/git/share.git』を作ります。
cd /git mkdir proj cd proj git init次に、ローカルリポジトリ『/git/proj/.git』を作成します。
touch test.txt git add . git commit -m "first commit"ローカルリポジトリに、最初のコミットを済ませましょうw
git push /git/share.git/ masterローカルリポジトリから共用リポジトリへpush!
RedmineからGitリポジトリを参照するための設定
cd /usr/local/www/redmine/config cp configuration.yml.sample configuration.yml ee configuration.yml『scm_git_command』という箇所を、『scm_git_command: /usr/local/bin/git』に書き換えて保存します。
whereis git「/usr/local/bin/git」はgitの標準パスですが、環境によっては異なるかもしれません。
whereisコマンドでご自身の環境でのパスを確認してください。
touch /usr/local/www/redmine/tmp/restart.txt再起動のおまじないをしてから、ブラウザでredmineページにアクセスしてredmineを再起動します。
[管理]-[設定]ページの[リポジトリ]タブで、上記のようにGitに緑のチェックが入っていれば設定成功です☆
プロジェクトのメニューで[設定]を選び、[リポジトリ]タブを開きます。
[バージョン管理システム]に[Git]を選択して、リポジトリのパスを共用リポジトリの『/git/share.git』にしますw
プロジェクトのメニューで[リポジトリ]を選び、このようにリポジトリが表示されれば設定完了です!(`・ω・´)
困ったときには
Q. 『500 リポジトリに、エントリ/リビジョンが存在しません。』と出て、リポジトリが見えない(´・ω・`)- redmineを再起動しましょう。(touch /usr/local/www/redmine/tmp/restart.txt コマンドを実行、ブラウザでredmineにアクセス)
- gitのパスを確認してみてください。(whereis git コマンドを実行)
- 最初のコミットをしてみて下さい。[init]で初期化しただけのリポジトリはこの表示になります。
参考資料
今回も数々の素敵記事に助けて頂きながら、やっと出来ました(;´∀`)- せっかちな人のための git 入門 - git をインストールし、共同で開発できる環境を整えるまで
- 続 せっかちな人のための git 入門 - 共有リポジトリの作り方
- Git超入門:"git push origin master"の"push"と"origin"と"master"の意味がわからないあなたへ
※ 2014/04/18: redmineからgitコマンドを参照する箇所を修正しました。
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