2019/03/10

Google Kubernetes EngineをCloud ConsoleでのウェブUI操作だけで使ってみるよ!(*´ω`*)

拝啓、GKE様


以前、この記事この記事GKEを使って、すっかり「GKEはいいぞ」というフレンズになりました。これらの記事でも基本的にはCLIで各種操作をすることが多かったのですが、Google Cloud PlatformにはCloud Consoleというパワフルなウェブ管理 UIがありますので、今回はこれを使ってGKEの操作や情報確認をしてみたいと思います。(なお、この記事で使用したGCPのプロジェクトは記事公開時点で削除済みです。)


クラスタ

クラスタを作成

GCP上で予め適当なプロジェクトを作っておきます。

左上のハンバーガーメニューからKubernetes Engineを選択します。該当プロジェクトで初めてこの画面を開く場合は、下図のように「Kubernetes Engine APIを有効にしています。」というメッセージが出ます。

ほどなくしてCompute EngineおよびKubernetes Engineの初期化が終わると、下図のように「クラスタを作成」ボタンが押せるようになります。

では「クラスタを作成」ボタンを押してみましょう。下図のようにたくさんのテンプレートから構成を選択できます。今回は特にこだわりが無いので「標準クラスタ」を選択しました。ゾーンは東京のasia-nortcheast1-aに変更しました。

しばらく待つと、下図のように緑のチェックマーク付きでクラスタが作成完了します。

ワークロード

次に、画面左側のメニューで「ワークロード」を選択して、右側の画面の「デプロイ」ボタンを選択します。

コンテナ

下図は 「デプロイの作成」 画面のステップ1「コンテナ」の画面です。今回は簡単のためデフォルトの nginx:latest イメージを使います。続行ボタンを選択します。

// 補足
コンテナの編集で「新規コンテナイメージ」を選択すると、下図のようにリポジトリとDockerfileを指定することでコンテナのビルドもGCPに任せられるようです。Cloud BuildCloud Source Repositories APIなどの機能を該当プロジェクトで有効化することで可能になるみたい。

構成

下図は 「デプロイの作成」 画面のステップ2「構成」の画面です。名前空間や、ポッドの判別に便利なラベルの設定、デプロイするKubernetesクラスタ選択などをします。設定項目を選択すると画面右側のカラムで項目の説明をしてくれる機能(情報パネルと呼ぶようです)が非常に良いです。設定ができたら「デプロイ」ボタンを選択します。

デプロイの進捗状況を見ながらしばし待ちます。

デプロイの詳細

デプロイできました!下図は「概要」タブの内容です。いい感じにステータスや管理対象ポッドなどの情報が確認できます。

「詳細」タブも覗いてみました。より細かな情報が確認できます。


「変更履歴」タブの様子です。私のようにそそっかしくて何度もやり直すのが常の人間にとって、「あるぇ、この更新いつやったっけ?」という時にがパッと履歴を確認できるとかマジ神です。感動しかない(*´ω`*)

サービス

デプロイの公開

先程の「デプロイの詳細」画面の「公開」ボタンを選択します。

下図のように「デプロイの公開」画面が表示されますので、ポートやサービスのタイプを選択して「公開」ボタンを選択します。

下図がサービス起動中の様子です。すぐに完了します。

サービスの詳細

これで外部からアクセス可能になりました。

「外部エンドポイント」のURLをブラウザで開くと、下図のようにポッドにデプロイしたNginxが動作しているのが確認できます。

まとめ

Cloud ConsoleのみでGKEを操作してみました。次に何をすれば良いか程よく誘導してくれますし、情報パネルのおかげで設定項目の意味も把握しやすいです。また、稼働中のクラスタやポッド、サービスの各種情報も確認しやすく教えてくれるので安心して使えます。控えめに言ってネ申です。

Cloud Consoleで使うGKEもいいぞ」(*´ω`*)
 

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